題名
ガラスの中の少女
題名
封切年月日1960年11月12日
製作日活
監督若杉光夫
原作有馬頼義「ガラスの中の少女」より
脚本青山民雄
撮影井上莞
音楽木下忠司
主演・助演主演:吉永小百合、助演:浜田光昿、信欣三
 初主演、高校生"靖代"役
小百合
上映時間64分
ビデオVT:日活

靖代(吉永小百合)の父(信欣三)は大学助教授で、 娘と文通する陽一(浜田光昿)に対して交際を拒絶していた。 靖代は高校へ進学し、陽一は町工場へと別々の道へ進むが、ある日偶然街で出会った。 靖代は、陽一のまじめな生き方に惹かれ、父に隠れてしばしば会うようになり、いつしか愛情へと発展した。 やがて、靖代は父が本当の父でないことを知らされて、暗い孤独の中に打ちのめされ、陽一の元へ向かった。 その陽一も家庭の不和で家を飛び出していた。 純粋な気持ちを傷つけられた二人は、湖に浮かべたボートの上で睡眠薬を飲み静かに横たわる。


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