片岡義男は同時代に日本映画を見ていないという。そんな著者が40年程の時代を遡り、吉永小百合の映画デビューから1960年代を通じて、彼女の魅力を探って行く。日活映画の面白さを再認識させるユニークな長篇映画評となるであろう。(協力:本サイト[吉永小百合ホームページ])
回 | 発行日 (発売) | 副題 | 映画題名 |
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1 | 2003-05-01 (03-26) | 吉永小百合の映画、最初の十年 | |
2 | 2003-06-01 (04-26) | 1959年、 吉永小百合のデビュー作から | 「朝を呼ぶ口笛」 |
3 | 2003-07-01 (05-26) | 1960年前半、 吉永小百合の端役時代を観る | 「まぼろし探偵・地底人襲来」 「拳銃無頼帖・電光石火の男」 |
4 | 2003-08-01 (06-26) | 1960年中盤、 新人のテスト出演で合格点の吉永小百合 | 「霧笛が俺を呼んでいる」 「拳銃無頼帖・不敵に笑う男」 |
5 | 2003-09-01 (07-26) | 筑波久子、白木マリにはない 新しい女性像を写し取った吉永小百合 | 「疾風小僧」 |
6 | 2003-10-01 (08-26) | 吉永小百合が演じた ほんの小さな、健全で、まともな役 | 「すべてが狂ってる」 |