吉永小百合・映画ベスト20

独断によるベスト20。 但し、順位は付けない (作品を比較する基準によって評価が変わるので)。



中国映画ベスト20

唐突ですが、注目の20世紀+2000年代の中国語映画のベストを選んだ。 上記と同様に順位は付けない。

  • 田舎町の春 ('48, 中) 監督:フェイ・ムー
  • 血斗竜門の宿 ('67, 台・香) 監督:キン・フー
  • 黄色い大地 ('84, 中) 監督:チェン・カイコー
  • 童年往事:時の流れ ('85, 台) 監督:ホウ・シャオシェン
  • 男たちの挽歌 ('86, 香) 監督:ジョン・ウー
  • ラスト・エンペラー ('87, 伊・中・英・仏・米) 監督:ベルナルド・ベルトルッチ
  • 悲情城市 ('89, 台・香) 監督:ホウ・シャオシェン
  • 欲望の翼 ('90, 香) 監督:ウォン・カーウァイ
  • クーリンチェ少年殺人事件 ('91, 台) 監督:エドワード・ヤン
  • 紅夢 ('91, 中・香) 監督:チャン・イーモウ
  • さらば、わが愛:覇王別姫 ('93, 中・香) 監督:チェン・カイコー
  • 變臉:この櫂に手をそえて ('96, 中・香) 監督:ウー・ティエンミン
  • 初恋のきた道 ('99, 中) 監督:チャン・イーモウ
  • グリーン・デスティニー (2000, 中・台・香・米) 監督:アン・リー
  • ヤンヤン:夏の想い出 (2000, 台・日) 監督:エドワード・ヤン
  • 花様年華 (2000, 香・仏) 監督:ウォン・カーウァイ
  • 鬼が来た! (2002, 中) 監督:チアン・ウェン
  • インファナル・アフェア (2002, 香) 監督:アンドリュー・ラウ、アラン・マック
  • 長江哀歌 (2006, 中) 監督:ジャ・ジャンクー
  • ラスト、コーション (2007, 台・香・米) 監督:アン・リー


  • 吉永小百合・テレビドラマベスト10

    独断によるベストテン。 順位は付けずに、放送順に並べる。


    吉永小百合・流行歌ベスト10

     「日本のうた・史上最大のベストテン辞典《蕪木和夫/著、1998年2月20日・風塵社/発行」に、女性歌手別ベストテン・吉永小百合ベストテンがある。 下記のリストとなっている。

    1. 寒い朝 ('62)
    2. 勇気あるもの ('66)
    3. 風と樹と空と ('64)
    4. 恋の歓び ('67)
    5. 奈良の春日野 ('65)
    6. この夕空の下に ('64)
    7. 愛の世界 ('67)
    8. 光る海 ('64)
    9. キューポラのある街 ('65)
    10. 恋人たち ('67)

     『いつでも夢を』 が入ってないが、この曲は年代別ベストテン・1962(昭和37)年ベストテンの 1位 となっている。 因みに 2位 が 「寒い朝」なので、ベスト1より上と云うことだろう。
    また、1960年代ベストテンの 2位 にもなっていて( 1位 は 「上を向いて歩こう」)、オールタイムベストテン・日本の歌ベストテンの 4位 にもランクされている( 1位「青い山脈」、2位「上を向いて歩こう」、3位「リンゴの唄)。



    吉永小百合・歌謡曲マイベスト10+1

    独断によるベストテン。 順位は付けずに、発表順に並べる。

    「いつでも夢を」「寒い朝」などは、カバー曲として多くのレコード、CDがある。
    中でもお薦めは、CD『秋桜〜鮫島有美子/私の青春のうたII』(COCO-80759)。珠玉の歌謡曲集で、ソプラノの歌唱法が吉永さんの可憐な歌声と異なって、新たな感動を与える。



    吉田正自撰77曲(ビクター VICL041013〜6、発売:1998-04-23)

    CD「吉田正自撰77曲」より 吉永小百合さんがメインアーチストの曲全てリストアップ。

  • 寒い朝
  • 泥だらけの純情
  • いつでも夢を
  • 雨の中に消えて
  • 伊豆の踊子
  • 愛と死のテーマ
  • 明日は咲こう花咲こう
  • 勇気あるもの


  • 吉田正 メモリアル・コレクション(ビクター VICA-60000、発売:2004-05-21)

    吉田正 音楽記念館オープン記念 特別企画商品「吉田正作品集」より 吉永小百合さんの曲をリストアップ。

  • 寒い朝
  • いつでも夢を
  • 若い東京の屋根の下
  • そこは青い空だった
  • 若い二人の心斎橋
  • 明日は咲こう花咲こう
  • 泥だらけの純情
  • 伊豆の踊子
  • 勇気あるもの
  • 草を刈る娘


  • 日本の歌ベスト12

    ついでに、日本の歌ベスト12を選んだ。 上記と同様に順位は付けない。

    「荒城の月《と「故郷《は、8トラック・カートリッジテープ「吉永小百合/抒情歌集《に吉永小百合さんの歌が収録されています。「赤とんぼ《は、LPレコード「なつかしの童謡集《、およびCD-DA「吉永小百合全集《に吉永小百合さんの歌が収録されています。

    「影を慕いて《は、日本歌謡界の吊曲であり、ロングセラーとして親しまれています。また、「月光仮面は誰でしょう《も、テレビドラマのヒーローとしてロングセラーとなっていますね。
    「惜別の歌《は、島崎藤村の詩集「若菜集《に収録されている「高樓《の一節を、一部の言葉を替えて歌われています。
    昭和20年、学徒動員で習志野に配属されることになった中央大学学生が、恋人との別れに際し、深い悲しみに打ちひしがれて、この「高楼《を口ずさんだと云う伝説があります。後に中央大学では、卒業式などで「蛍の光」に代わり、別れの時に歌う習わしとなっているそうです。吉永小百合さん主演の「さようならの季節」の挿入歌で、吉永さんが歌っていますが、歌手デビュー前のためレコード化されませんでした。

    「高樓」より
    とほきわかれに たえかねて
    このたかどのに のぼるかな
    かなしむなかれ わがあね(友)よ
    たびのころもを とゝのへよ

    わかれといへば むかしより
    このひとのよの つねなるを
    ながるゝみづを ながむれば
    ゆめはづかしき なみだかな

    きみがさやけき めのいろも
    きみくれなゐの くちびるも
    きみがみどりの くろかみも
    またいつかみん このわかれ

    きみのゆくべき やまかはは
    おつるなみだに みえわかず
    それのしぐれの ふゆのひに
    きみにおくらん はなもがな

    「青い山脈」は、映画「青い山脈」が高橋英樹さん主演で企画され、寺沢新子役を公募していましたが、吉永小百合さんに決定、主演となりました。そして、主題歌を吉永小百合と高橋英樹のデュエットとして企画されたのですが、最終的に金谷六助役を浜田光夫が演ずることになり、助演となった高橋英樹さんとのデュエットが解消されてしまいました。

    「上を向いて歩こう」は、映画化されて吉永小百合さんも出演しましたが、坂本九さんとの歌の共演はありませんでした。

    「いつでも夢を」は、「青い山脈」「上を向いて歩こう」と共に永遠の吊曲として後世に歌い継がれて行くでしょう。「勇気あるもの《も、私にとっては思い出深い名曲です。



    近代日本文学10選+2

    私的な日本近代の十大文学。一作家一作品として選んだ(夏目漱石は、嫌いなので入選しない)。プラス2は、小説ではなく自伝の「蝦蟇の油」とルポルタージュの「ヒロシマ・ノート」。何れも、何度読んでも読み応えある作品である。
    吉永小百合さんが出演した原作は、「細雪」、「若い人」、「樅ノ木は残った」、「戦争と人間」、「ヒロシマ・ノート(『愛と死の記録』)」がある。「或る女」、「雪国」にも映画化されて、出演して欲しかった。


    (c)J. Shinshi

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