Ian Fleming's James Bond, 007 Timeline

(IF)=Ian Freming{1908-05-28〜1964-08-12}, (さ)=さいとうたかを, (KA)=Kingsley Amis, (SL)=Sheldon Lane, (OFS)=O. F. Snelling, (HZ)=Henry Zeiger, (JP)=John Pearson, (RDM)=R. D. Mascot, (RM)=Robert Markham, (CW)=Christopher Wod, (JG)=John Gardner, (RB)=Raymond Benson, (AL)=Andrew Lycett, (IJ)=Iain Johnstone, (JC)=James Chapman, (AD)=Alastair Dougall, (CH)=Charlie Higson, (SW)=Samantha Weinberg, (SF)=Sebastian Faulks, (NW)=Nigel West, (JD)=Jeffry Deaver, (RGM)=Roger Moore, (WB)=William Boyd, (SC)=Steve Cole, (AH)=Anthony Horowitz
BooksFilms/TVその他
1953Casino Royale (IF) *1
 「007/カジノ・ロワイヤル」
  
1954Live and Let Die (IF)
 「007/死ぬのは奴らだ」
Casino Royale [米TV] 
1955Moonraker (IF) *2
 「007/ムーンレイカー」
  
1956Diamonds Are Forever (IF)
 「007/ダイヤモンドは永遠に」
  
1957From Russia With Love (IF)
 「007/ロシアから愛をこめて
 The Diamond Smugglers (IF)
 「ダイヤモンド密輸作戦」
1958Doctor No (IF)
 「007/ドクター・ノオ」
  
1959Goldfinger (IF)
 「007/ゴールドフィンガー」
  
1960"From a View to a Kill" (IF)
 「バラと拳銃」 *3
"For Your Eyes Only" (IF)
 「読後焼却すべし」
"Quantum of Solace" (IF)
 「ナッソーの夜」
"Risico" (IF)
 「危険」
"The Hildebrand Rarity" (IF)
 「珍魚ヒルデブランド」
  
1961Thunderball (IF)
 「007/サンターボール作戦」
  
1962The Spy Who Loved Me (IF)
 「007/私を愛したスパイ」
"The Living Daylights" (IF)
 「007号/ベルリン脱出」
Dr. No
 「007は殺しの番号」 *4
 
1963On Her Majesty's Secret Service (IF)
 「女王陛下の007」
"The Property of a Lady" (IF)
 「007号の商略」 *5
From Russia With Love
 「007危機一発」 *6
Thrilling Cities (IF)
 「007号/世界を行く」
 「続 007号/世界を行く」
1964You Only Live Twice (IF)
 「007は二度死ぬ」
"007 in New York" (IF)
 「007号ニューヨークを行く」
Goldfinger
 「007/ゴールドフィンガー」
Chitty Chitty Bang Bang: The Magic Car (IF)
 「空とぶ自動車」
死ぬのは奴らだ (さ) *8
 Live and Let Die
1965The Man With The Golden Gun (IF)
 「007/黄金の銃を持つ男」
Thunderball
 「007/サンダーボール作戦」
"必殺スパイ作戦" (さ) *9
 Live and Let Die

The James Bond Dossier (KA)
 「007号/ジェイムズ・ボンド白書」
For Bond Lovers Only (SL, etc)
 「007専科〜007へ愛をこめて」
007, James Bond Report (OFS)
Ian Fleming: The Spy Who Came in with the Gold (HZ)
 「007は死せず〜イアン・フレミング伝」
サンダーボール作戦 (さ) *10
 Thunderball
1966"Octopussy" (IF)
 「007号の追求」 *7
 "サンダーボール作戦秘話" (さ) *11
 Thunderball

The Life of Ian Fleming (JP)
 「女王陛下の騎士〜007を創造した男」
女王陛下の007号 (さ) *12
 On Her Majesty's Secret Service

The Poppy is Also a Flower [Film]
 「悪のシンフォニー」
1967 You Only Live Twice
 「007は二度死ぬ」
黄金の銃を持つ男 (さ) *13
 The Man With The Golden Gun

"消えた顔のスパイ" (さ) *14
 The Man With The Golden Gun

Welcome to Japan, Mr. Bond [TV]
 「日本へようこそ ミスター・ボンド」

0031/2: The Adventures of James Bond Junior (RDM)
Casino Royal [Film] *15
 「007/カジノ・ロワイヤル」

OK Connery: Operation Kid Brother [Film]
 「ドクター・コネリー/キッド・ブラザー作戦」
1968Colonel Sun (RM)
 「007/孫大佐」
 Chitty Chitty Bang Bang [Film]
 「チキチキ・バンバン」
1969 On Her Majesty's Secret Service
 「女王陛下の007」
 
1970   
1971 Diamonds Are Forever
 「007/ダイヤモンドは永遠に」
 
1972   
1973James Bond: The Authorised Biography (JP)
 「ジェイムズ・ボンド伝」
Live And Let Die
 「007/死ぬのは奴らだ」
 
1974 The Man With The Golden Gun
 「007/黄金銃を持つ男」
 
1975   
1976   
1977James Bond, The Spy Who Loved Me (CW)
 「新・私を愛したスパイ」
The Spy Who Loved Me
 「007/私を愛したスパイ」
 
1978   
1979James Bond and Moonraker (CW)
 「007とムーンレイカー」
Moonraker
 「007/ムーンレイカー」
 
1980   
1981Licence Renewed (JG)
 「メルトダウン作戦」
For Your Eyes Only
 「007/ユア・アイズ・オンリー」
  
1982For Special Services (JG)
 「スペクターの逆襲」
  
1983Icebreaker (JG)
 「アイスブレーカー」
Octopussy
 「007/オクトパシー」
Never Say Never Again *16
 「007/ネバーセイ・ネバーアゲイン」
James Bond 007 [Game]
 「ジェームズ・ボンド 007」
1984Roll of Honour (JG)
 「独立戦争ゲーム」
 The James Bond Bedside Companion (RB)
1985 A View to a Kill
 「007/美しき獲物たち」
James Bond in Win, or Die [GameBook]
 「君が体当たりする007の冒険1・穴馬に賭けろ」

James Bond in Strike It Deadly [GameBook]
 「君が体当たりする007の冒険2・とどめはパンチでいけ」

James Bond in Programmed for Danger [GameBook]
 「君が体当たりする007の冒険3・敵のプログラムを破れ」

James Bond in Barracuda Run [GameBook]
 「君が体当たりする007の冒険4・秘密兵器を追え」
1986Nobody Lives Forever (JG)
 「不死身な奴はいない」
  
1987No Deals, Mr. Bond (JG)
 「覚悟はいいかね、ボンド君」
The Living Daylight
 「007/リビング・デイライツ」
Happy Anniversary 007: 25 Years of James Bond [TV]
 「ハッピーアニバーサリー007」
1988Scorpius (JG)
 「スコーピアスの謎」
  
1989Licence to Kill (JG)
 「消されたライセンス」
Win, Lose or Die (JG)
 「ミソサザイ作戦、準備完了」
Licence to Kill
 「007/消されたライセンス」
 
1990Brokenclaw (JG)
 「紳士らしく死ね」
 Spymaker: The Secret Life of Ian Freming [Film]
 「スパイメーカー」

Goldeneye: The Secret Life of Ian Freming Spymaster [TV]
 「ゴールデンアイ/もうひとりの007」
1991The Man from Barbarossa (JG){Bond 17} *17James Bond Jr. [米TV] *18
1992Death is Forever (JG)  
1993Never Send Flowers (JG) 007 James Bond The Duel [Game]
 「007 死闘」
1994SeaFire (JG)  
1995GoldenEye (JG)
 「ゴールデンアイ」
GlodenEye
 「007/ゴールデンアイ」
Ian Fleming: The Man Behind James Bond (AL)
1996Cold (JG) *19  
1997"Blast from The Past" (RB)
Zero Minus Ten (RB)
 「ゼロ・マイナス・テン」
Tomorrow Never Dies (RB)
 「トゥモロー・ネバー・ダイ」
Tomorrow Never Dies
 「007/トゥモロー・ネバー・ダイ」
GoldenEye 007 [Game]
 「ゴールデンアイ 007」
1998The Facts of Daeth (RB)
 「ファクト・オブ・デス」
  
1999"Midsummer Night Doom" (RB)
High Time to Kill (RB)
 「ハイタイム・トゥ・キル」
The World is Not Enough (RB)
 「ワールド・イズ・ノット・イナフ」
"Live at Five" (RB)
 「ライブ・アット・ファイブ」
The World is Not Enough
 「007/ワールド・イズ・ノット・イナフ」
Tomorrow Never Dies [Game]
 「007/トゥモロー・ネバー・ダイ」

The World Is Not Enough A Companion (IJ)
 メイキング・オブ ワールド・イズ・ノット・イナフ」
Licence To Thrill (JC)
 「ジェームズ・ボンドへの招待」
The James Bond Story [英TV]
 「007/ジェイムズ・ボンド・ストーリー」
2000Doubleshot (RB) The World is Not Enough [Game]
007 Racing [Game]
James Bond: The Secret World 007 (AD)
 「ジェームズ・ボンド007シーレットファイル」
2001Never Dream of Dying (RB) Agent Under Fire [Game]
2002The Man with the Red Tattoo (RB)
 「赤い刺青の男」 *20
Die Another Day (RB)
 「ダイ・アナザー・デイ」
Die Another Day
 「007/ダイ・アナザー・デイ」
Nightfire [Game]
 「007/ナイトファィア」
2003  Johnny English [Film] *21
 「ジョニー・イングリッシュ」
2004  Everything or Nothing [Game]
 「007/エブリシング・オア・ナッシング」

GoldenEye: Rogue Agent [Game]
 「ゴールデンアイ:ダーク・エージェント」
2005  From Russia with Love [Game]
 「007/ロシアより愛をこめて」

Ian Freming: Bondmaker [英TV]
Silverfin (CH)
 「ヤング・ボンド」
The Moneypenny Diaries: Guardian Angel (SW)
2006 Casino Royal *22
 「007/カジノ・ロワイヤル」
Blood Fever (CH) 
The Moneypenny Diaries: Secret Servant (SW)
2007  Double or Die (CH)
Hurricane gold (CH)
"For Your Eyes Only, James" (SW)
"Moneypenny's First Date with Bond" (SW)
「CRフィーバー007」 [Pachinko]
2008Devil May Care (SF)
 「猿の手を持つ悪魔」 *23
Quantam of Solace
 「007/慰めの報酬」
By Royal Command (CH)
The Moneypenny Diaries: Final Fling (SW)
James Bond: The True Story [英TV]
 ジェームズ・ボンド誕生秘話
Ian Fleming: Where Bond Began [英TV]

Quantam of Solace [Game]
 「007/慰めの報酬」
2009  "A Hard Man to Kill" (CH)
Danger Society: The Young Bond Dossier (CH)
2010  Histrical Dictionary of Ian Freming's World of Intelligence (NW)
Blood Stone [Game]
 「007/ブラッドストーン」

GoldenEye 007: for Wii [Game]
 「ゴールデンアイ 007」
2011Carte Blanche (JD)
 「007/白紙委任状」
 Johnny English Reborn [Film]
 「ジョニー・イングリッシュ/気休めの報酬」

GoldenEye 007: Reloaded [Game]
2012 Skyfall *25
 「007/スカイフォール」
Happy and Glorious [Film] *24
 「幸福と栄光」

Everything or Nothing: The Untold Story of 007 [Film]
 「エヴリシング・オア・ナッシング/知られざる007誕生の物語」

Bond on Bond (RGM)
 「007アルティメイトブック」
Top Gear "50 Year of Bond Cars" [英TV]
 「トップギア/ボンドカースペシャル」

007 Legends [Game]
2013Solo (WB)  
2014  Fleming: The Man Who World Be Bond [英TV]
 「ジェームズ・ボンドを夢見た男」

Young Bond: Shoot to Kill (SC)
2015Trigger Mertis (AH)
 「007/逆襲のトリガー」
Spectre
 「007/スペクター」
Licence Expired [Game]
Young Bond: Hellstriker (SC)
2016  Young Bond: Heads You Die (SC)
Young Bond: Strike Lightning (SC)
2017  Young Bond: Red Nemesis (SC)
2018? (AH)  
2019 {bond 25} 
*1:米題「You Asked for It」
*2:米題「Too Hot to Handle」
*3:「薔薇と拳銃」に改題
*4:「007/ドクター・ノオ」に改題
*5:「所有者はある女性」に改題
*6:「007/ロシアより愛をこめて」に改題
*7:「オクトパシー」に改題
*8:ボーイズライフ 1964年12月号〜1965年8月号に連載
*9:小学六年生 1965年1月号〜3月号に連載(ボーイズライフ1964年12月号〜1965年3月号のダイジェスト)
*10:ボーイズライフ 1965年9月号〜1966年3月号に連載
*11:小学六年生 1966年3月号に掲載(単行本「サンダーボール作戦」にプロローグとして収録)
*12:ボーイズライフ 1966年4月号〜12月号に連載
*13:ボーイズライフ 1967年1月号〜8月号に連載
*14:小学六年生 1967年3月号に掲載(単行本「黄金の銃を持つ男」にプロローグとして収録)
*15:イオン・プロに製作権が無かった「Casino Royale」を映画化するつもりだった様だが、最終的にパロディ作品となった。
*16:「Thunderball」のリメイク。1959年頃にイアン・フレミングとケビン・マクローリー、ジャック・ウィンティンガムによる007映画の脚本(主演は、リチャード・バートンの予定)を元に小説が書かれたため訴訟問題が起こって、和解の結果マクローリーが映画製作権を得たもの。しかし、マクローリーはショーン・コネリーとレン・デイトンによる「War Head」の脚本を執筆するが、「Thunderball」と大幅に異なるストーリーのためイオン・プロに訴えられて敗訴。オリジナル・ストーリーに基づいた脚本に書き直して映画化された。
ケビン・マクローリーは、1987年に続編として再び「War Head」をピアース・ブロスナン主演、ショーン・コネリー監督で映画化を試みるが訴訟を起こされ断念する。
その後マクローリーは、2000年に三度ティモシー・ダルトン主演で「War Head 2000」と題し、「Casino Royal」の版権を持つコロンビアを買収したソニー・ピクチャーと共同制作発表を行う。しかし、またもや訴訟を起こされ、2004年にイオン・プロが「Casino Royal」の版権を買い取る条件でソニー・ピクチャーと和解する。
*17:ティモシー・ダルトン主演の第3弾となる筈だった幻の作品。配給元でハリー・サルツマンから取得した製作権の一部を持っているユナイテッド・アーチストのMGMによる買収および転売とビデオ化権のタイム・ワーナーへの転売などの3年間の訴訟問題により映画の製作中断を余儀なくされた。1994年の製作再開時には、ダルトンにオファーされたが、ボンド役に興味を失ったと断った。タイトルは、「The Property of a Lady」を予定していたようで、脚本は後の作品「Tomorrow Never Dies」に多少生かされた。東京と北海道でのロケが予定されていたので、日本の007ファンには残念な結果となった。
*18:ジェームズ・ボンドの甥(声優:コーリー・バートン)が主人公のアニメ・シリーズで、全65回放送。ボンドの声優に、ショーン・コネリーとロジャー・ムーア、Mの声優には、ジュディ・デンチがゲスト出演。
*19:米題「Cold Fall」
*20:日本が舞台であるので、香川県直島町と北海道登別市などがロケ誘致活動を行った。しかし、フレミングの作品ではないので映画化の可能性は低かった。
*21:007シリーズのスタッフによるセルフ・パロディ。
*22:2004年9月にソニー・ピクチャーがMGMを買収し、イオン・プロの「Casino Royal」の映画化が可能となった。
*23:「デヴィル・メイ・ケア」に改題
*24:2012年7月のロンドン・オリンピック開幕式のミッションに女王をエスコートするボンドが登場する。
*25:MGMの経営難による売却問題により、2010年4月に撮影が無期限延期となり、2011年公開が不可能となった。2010年11月にMGMは破産法適用を申請し、再建計画で2012年10月の公開に設定された。

映画 〔007シリーズ〕

Dr. No 「007は殺しの番号 (007/ドクター・ノオ)」 1962-10
アメリカから発射されたミサイルが、謎のエネルギー波によって妨害された。真相を究明すべく、ボンドは灼熱の島ジャマイカへ飛び、CIA諜報員フェリックス・ライター、魅惑的な女性ハニー・ライダーと共に、ドクター・ノオの本部に潜入する。
From Russia With Love 「007危機一発 (007/ロシアより愛をこめて)」 1963-10
邪悪な国際犯罪組織スペクターは、仕事の邪魔になるボンド暗殺計画を企て、ロシアの国家機密にアクセスできる暗号解読器レクターと、美しい亡命者タチアナを呼び水にボンドをイスタンブールに誘い出す。殺し屋グラントとのオリエント急行内での生き詰まる対決、ボートでの追撃戦など見せ場満載の名作。
Goldfinger 「007/ゴールドフィンガー」 1964-09
世界的実業家として知られるゴールドフィンガーは、財産の全てを金塊にして蓄えていた。ゴールドフィンガーは、アメリカ中の金が集まるフォート・ノックス金塊保管所に核弾頭を仕掛け、世界の金市場の崩壊を狙う計画を開始する。その証拠を掴むため、ボンドはゴールドフィンガーの彫金工場のあるスイスへ派遣される。
Thunderball 「007/サンダーボール作戦」 1965-12
国際犯罪組織スペクターは、原爆を積んだNATOの爆撃機をハイジャックし、核弾頭を略奪した。そして英米両国に1週間以内に1億ポンド支払わなければ原爆を投下するという脅迫をする。英米は共同で原爆奪還作戦を発動。休養先で手がかりをつかんだボンドはバハマ諸島に向かう。
You Only Live Twice 「007は二度死ぬ」 1967-06
アメリカとソ連の有人宇宙船が衛星軌道上で姿を消す怪事件が起こった。お互いが相手国の仕業と疑い、第三次世界大戦の危機が高まる。調査を開始したイギリスは、事件の背後に国際犯罪組織スペクターが関与していることを突き止め、ボンドを日本に送る。日本の諜報機関の協力を得て、謎のロケットが発着している島に潜入する。
On Her Majesty's Secret Service 「女王陛下の007」 1969-12
日本から脱出したプロフェルドを追跡するため、国際犯罪組織ユニオン・コルスのボス、ドラコの情報を元に、スイスの山中にあるプロフェルドの本部に潜入する。その最中にドラコの娘トレイシーと出会う。プロフェルドは、地上の生物全てを全滅させる、恐ろしい細菌兵器を解き放とうとしていた。シリーズ中で最後に悲劇を迎える異色作。
Diamonds Are Forever 「007/ダイヤモンドは永遠に」 1971-12
国際的なダイヤモンド密輸に絡んだ殺人事件の背後に、アメリカの実業家ホワイトが関与していることを掴んだボンドは、ラスベガスのペントハウスに潜入する。だがそこに居たのはプロフェルドだった。ホワイトになりすましたプロフェルドは、大量のダイヤモンドを使用して地上を破壊するレーザー衛星で世界を脅迫しようとしていた。
Live And Let Die 「007/死ぬのは奴らだ」 1973-06
イギリス諜報部員が相次いで殺害される事件が起こる。事件の原因を探るボンドは、ミスター・ビッグの名で知られるカナンガの身辺に近づき、調査を始める。カナンガは自己生産の何トンものヘロインを使用して、世界を脅かす計画を企てていた。
The Man With The Golden Gun 「007/黄金銃を持つ男」 1974-12
太陽光線を動力化して、強大な力を作り出すソレックス・アジテイタの開発者ギブソンの捜索にあたっているボンドの元に、黄金銃を持つ殺し屋スカラマンガから暗殺を予告する黄金の銃弾が届く。スカラマンガと接触するために香港へ向かったボンドの目の前でギブソンが暗殺されてしまう。
The Spy Who Loved Me 「007/私を愛したスパイ」 1977-07
イギリスとソ連の原子力潜水艦が突然消息を絶つ。イギリスからはボンド、ソ連からは女スパイ、アマソヴァが派遣され真犯人捜索の部隊に参加した。二人は、核ミサイルで世界制服を狙う計画を持つ造船業界の海運王ストロンバーグの存在を突き止める。
Moonraker 「007/ムーンレイカー」 1979-06
アメリカからイギリスに輸送中のスペース・シャトル、ムーンレイカーが何者かによって強奪された。僅かな手がかりからボンドは真相に辿り着く。シャトルを製造する巨大企業ドラックス社が事件の黒幕だった。ドラックスは、地球上の全人類を抹殺し、宇宙空間に理想の新世界を築こうとしてるのだった。
For Your Eyes Only 「007/ユア・アイズ・オンリー」 1981-06
アルバニア沖でイギリスの電波監視船が撃沈された。船には東西の勢力図を塗り替えかねない強力な武器・原潜のミサイルを自由に操ることが出来るATACが搭載されていた。ボンドも捜索に加わり、国際間の争奪戦が激化する。
Octopussy 「007/オクトパシー」 1983-06
MI6の諜報部員009が秘宝ふぁべるじユ・ベルジュ・エッグを持ったまま何者かに殺された。死の原因を調査するボンドは、不審な美術商のカーンを追ってインドに飛ぶ。そこで、サーカス団の団長をする謎の人物オクトパシーに出会う。ボンドは、カーンがソ連の右派と組んで人類を第三次世界大戦に巻き込もうと、核弾頭テロを画策していることを知る。
Never Say Never Again 「007/ネバーセイ・ネバーアゲイン」 1983-10
ボンドは、007復帰のための治療施設で、スペクターの女殺し屋ファティマとアメリカ空軍に所属するジャックの秘密特訓を目撃する。その後、国際犯罪組織スペクターによるNATOの核ミサイル強奪事件が発生した。ボンドはバハマに飛び、ラルゴの愛人との接触を図るが、そこにはスペクターの罠が待ちかまえていた。
A View To A Kill 「007/美しき獲物たち」 1985-05
ハイテク企業ゾリン社の謎のオーナー、ゾリンの巨大な陰謀をボンドが突き止めたのは、イギリスが極秘に開発した高性能マイクロチップのソ連への流出がきっかけだった。人工地震を起こし、シリコンバレー壊滅を目論むゾリンは、何百万人の命と引き換えに全世界のマイクロチップ市場を独占しようとしていた。
The Living Daylights 「007/リビング・デイライツ」 1987-06
亡命が失敗に終わったKGB上級幹部のコスコフから、ソ連による西側のスパイの殲滅計画の存在が発覚した。この計画を阻止するために、ボンドはソ連に潜入する。計画の黒幕と目されるKGB議長を暗殺せんとするが、世界謀略につながる武器商人ウィティカーの陰謀を知る。
Licence To Kill 「007/消されたライセンス」 1989-06
米DEAに逮捕された麻薬王サンチェスが刑務所から脱獄する。彼が復讐のターゲットに選んだのは、ボンドの級友フェリックス・ライターだった。ライターの妻は死に、自身も瀕死の重傷を負う。DEAの緩慢な対応に業を煮やしたボンドは、MI6を辞めて友の怨念を晴らすことを決意する。
GoldenEye 「007/ゴールデンアイ」 1995-11
軍用衛星から発せられる電磁波により電子機器を使用不能にする極秘ディスク「ゴールデンアイ」が国際近在組織ヤヌスによって盗まれた。ボンドはロシアに潜入し調査をするが、彼の前に現れたヤヌスのリーダーは、9年前にソ連軍化学工場に潜入の任務中に殉死したと思われた006ことトレヴェルヤンだった。
Tomorrow Never Dies 「007/トゥモロー・ネバー・ダイ」 1997-12
中国領海でイギリスの戦艦が謎のステルス艦に撃沈され、中国とイギリスの間に戦争の危機が迫る。ボンドは事件をスクープしたトゥモロー紙の社長、メディア王と呼ばれるカーヴァーと接触する。カーヴァーは、第三次世界大戦勃発計画を企てていたのだ。
The World Is Not Enough 「007/ワールド・イズ・ノット・イナフ」 1999-11
Mの友人、石油王キング卿が暗殺された。犯人の国際テロリスト、レナードからキングの娘エレクトラ・キングを守るため、ボンドはMから護衛を命じられる。レナードの目的である核兵器による石油パイプラインの破壊計画を知ったボンドは、プルトニウムの行方を追う。
Die Another Day 「007/ダイ・アナザー・デイ」 2002-11
ボンドが北朝鮮のムーン大佐暗殺に失敗して捕虜となり、情報漏洩容疑で00要員を剥奪される。ボンドは、汚名を晴らすためキューバに向かい、ダイヤモンド王グレイブスを調べる。00要員に復帰したボンドは、アイスランドの氷の宮殿で衛星イカロスによる陰謀を突き止める。
Casino Royal 「007/カジノ・ロワイヤル」 2006-11
シリーズは、この作品でリセットされた。ボンドは、プラハでMI6局長暗殺を遂行して00要員に昇格する。ボンドがテロリストの資金運用を阻止したため、ル・シッフルは損失をカジノで穴埋めしようとする。イギリス情報部は、ボンドを派遣してル・シッフルの思惑を阻止すべく大勝負に勝つ。しかし、直後にヴェスパーが拉致され、救出に向かったボンドも捕獲されてしまう。
Quantum of Solace 「007/慰めの報酬」 2008-10
前作「カジノロワイヤル」の続編。テロの仲介人ホワイトを捕らえたボンドは、MI6のアジトへ連行する。しかし、内部の裏切りでホワイトを逃がしてしまう。裏切り者を調査する過程で政商グリーンに行き着く。グリーンは、ボリビアの天然資源の採掘権独占を目論んでいたのである。
Skyfall 「007/スカイフォール」 2012-10
世界中に送り込んでいるNATO諜報員のリストが盗まれる。ボンドは、リストを取り戻すべく敵を追いつめて行くが、味方の誤射により橋から落下し行方不明となる。更には、MI6本部が何者かによって爆破され、Mは辛くも難を逃れた。一連の犯行はMへの復讐に駆られた元MI6の諜報員、シルヴァによるものだった。
Spectre 「007/スペクター」 2015-10
ボンドは、前任のMの最後の指令に従ってメキシコである男を追う。その男を殺害し、未亡人ルチア・スキアラから謎の組織”スペクター”の存在を突き止める。スペクター解明の手がかり、ボンドの旧敵ホワイトの遺言から娘のマドレーヌ・スワンを追う。そして、ボンドはスペクターの首領オーベルハウザーと自身の恐るべき関係を知ることになる。

マイ・ベスト7 (2015年選出)


007映画製作者

イオン・プロダクション(EON Productions)は、007シリーズ(「ネバーセイ・ネバーアゲイン」を除く、当然ながらジャック・シュワルツマンも関係しない)の製作会社である。1962年に、アルバート・R・ブロッコリとハリー・サルツマンによって設立された。また、007シリーズの著作権を保有しているダンジャック(Danjag LLC)の子会社でもある。

アルバート・R・ブロッコリ Albert Romolo Broccoli (1909-04-05〜1996-06-27)
「007は殺しの番号」 〜 「007/消されたライセンス」
ハリー・サルツマン Harry Saltzman (1915-10-27〜1994-09-28)
「007は殺しの番号」 〜 「007/黄金銃を持つ男」
ケヴィン・マクローリー Kevin O'Donovan McClory (1926-06-08〜2006-11-20)
「007/サンダーボール作戦」、「007/ネバーセイ・ネバーアゲイン」
マイケル・G・ウィルソン Michael Gregg Wilson (1943-01-21〜)
「007/ムーンレイカー」 〜 「007/スペクター」
ジャック・シュワルツマン Jack Schwartzman (1932-07-22〜1994-06-15)
「007/ネバーセイ・ネバーアゲイン」
トム・ペヴスナー Tom Pevsner (1926-10-02〜2014-08-18)
「007/ゴールデンアイ」
バーバラ・ブロッコリ Barbara Dana Broccoli (1960-06-18〜)
「007/ゴールデンアイ」 〜 「007/スペクター」
アンソニー・ウェイ Anthony Waye
「007/ダイ・アナザー・デイ」 〜 「007/慰めの報酬」
カラム・マクドゥガル Callum McDougall
「007/カジノ・ロワイヤル」 〜 「007/スペクター」

007映画歴代のジェームズ・ボンド

ショーン・コネリー Thomas Sean Connery
1930年8月25日 イギリス/スコットランド、エジンバラ生
ボンド役は、原作者のイアン・フレミングがロジャー・ムーアを推したが、製作者のハリー・サルツマンとアルバート・ブロッコリは、コネリーを選んだ。結果的に、ボンド像を決定づけた配役であった。
他の主な作品:「丘」「薔薇の名前」「アンタッチャブル」「レッド・オクトーバーを追え!」「ザ・ロック」
ジョージ・レイゼンビー George Robert Lazenby
1939年9月5日 オーストラリア生
ボンド役は、ショーン・コネリーの降板に際し、ロジャー・ムーアにオファーされたが、「セイント」に出演していたため、レイゼンビーに決まった。
他の主な作品:「スカイ・ハイ」「0011/ナポレオン・ソロ2」「トゥモロー・ネバー・デッド」
ロジャー・ムーア Roger George Moore
1927年10月14日 イギリス/ロンドン、ストックウェル生、 2017年5月23日逝去
ボンド役は、ジョージ・レイゼンビーが降板後にオファーがあり、テレビ出演でスケジュールの調整がつかず、「007/ダイヤモンドは永遠に」はジョン・ギャビンがオファーされたがショーン・コネリーの復帰が決まり、次作の「007/死ぬのは奴らだ」で実現した。
他の主な作品:「セイント/天国野郎」「ダンディ2・華麗な冒険」「ゴールド」「ワイルド・ギース」「キャノンボール」
ティモシー・ダルトン Timothy Peter Dalton
1946年3月21日 イギリス/ウェールズ生
ボンド役は、ジョージ・レイゼンビーが降板後にオファーがあり、『自分はボンドを演ずるのに若すぎる』と断っている。「007/ムーンレイカー」でロジャー・ムーアが降板の意志を示した時にもオファーがあったが、「ココ・シャネル」の出演が決まっていたため、ムーアの続投となった。因みに、「007/オクトパシー」でムーアが降板を示唆した時にオファーされたのは、ジェームズ・ブローリンであったが、ムーアの続投でボンド役が巡って来ることはなくなった。「007/美しき獲物たち」の後にムーアの降板が決定し、ついにボンド役を演じることとなった。故ダイアナ皇太子妃が「最も原作のボンドのイメージに近い」と公言したことがある。
他の主な作品:「冬のライオン」「アガサ/愛の失踪事件」「ジェーン・エア」「スカーレット/続・風と共に去りぬ」「ナイトメア/血塗られた秘密」
ピアース・ブロスナン Pierce Brendan Brosnan
1953年5月16日 アイルランド生
ボンド役は、ロジャー・ムーアが「007/美しき獲物たち」で降板した後にオファーがあったが、「探偵レミントン・スティール」の撮影があるため辞退した。1991年にボンド映画の著作権を巡って法廷闘争で製作中断となり、シリーズ再開の時にティモシー・ダルトンが『ボンド役に興味を失った』と発表したため、ブロスナンに役が巡ってきた。
他の主な作品:「探偵レミントン・スティール」「ミセス・ダウト」「トーマス・クラウン・アフェアー」「テイラー・オブ・パナマ」「ゴーストライター」
ダニエル・クレイグ Daniel Wroughton Craig
1968年3月2日 イギリス/チェスター生
ボンド役は、「007/カジノ・ワロイヤル」の映画化権を獲得したイオン・プロが、シリーズのリセットによる若手起用のオーディションで決定した。
他の主な作品:「ザ・トレンチ<塹壕>」「Jの悲劇」「ミュンヘン」「ディファイアンス」

(c) J.Shinshi

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