デジカメ動画のファイル変換

デジカメ動画のフォーマット

デジカメ動画のフォーマットは、ほとんどが「MotionJPEG」です。デジカメは、静止画の機能として JPEG を採用していますので、動画も JPEG のエンジンを利用しているのです。
近年では高画質な「MPEG-4 AVC(H.264)」の形式を採用したデジカメも登場しました。汎用性のあるフォーマットですので、今後のデジカメ動画のスタンダードになるでしょう(ファイル変換の必要性ありませんので、ここでは紹介しません)。

デジカメ動画のフレームレート

動画は、静止画を連続して再生することで動きを現しています。その動画のコマをフレームと言います。フレームレートとは、1秒間に表示するフレーム数を表し、frs 単位で示します。アニメーションや映画は、24frs で撮影されます。日米のTVの NTSC 規格は、29.97(モノクロは 30)frs、欧州のTVの PAL 規格は、25frs です。
従って、デジカメ動画は、24〜30frs で撮影しましょう。もし 15frs でしか撮影できないデジカメでしたら、スムーズな動画再生ができませんので、動画撮影を諦めてください。

デジカメ動画 MotionJPEG の拡張子

デジカメ動画には、拡張子として「.mov」と「.avi」の2種類があります。
「.mov」は "QuickTime Player" をインストールすれば再生できるようになります。
「.avi」は圧縮AVIであり、Windows 標準の「Media Player」では完全に再生できない場合があります。この場合、動画形式に対応しているコーディック(DivX など)を導入しなければなりませんので、"CCCP" をインストールしましょう。インストールは、初期設定に従って [Next] をクリックして行くだけで特に問題ありません。但し、[Register Extensions in Windows Media Player] にチェックが付いているのを確認してください。これで YouTubu、ニコニコ動画やYahoo動画などの動画配信サイトで使用されている Flash の「.flv」ファイルも再生可能になります。

動画のファイル変換 1

「.mov」形式のフォーマットは、"QTConverter" で様々な形式に変換できますが、汎用性のある MPEG-4 規格の「.mp4」形式に変換しましょう。
なお、変換した動画ファイルに音声が出ないことがあります。その原因は、「QuickTime Player」の Authoring が有効になっていない場合です。また、「QuickTime 7 Player」には、Authoring が組み込まれていませんので、"QuickTime 6 Player" をインストールし、その際に[基本インストール]を指定してください。または[カスタムインストール]を指定して、[インストールするコンポーネントの選択]で[QuickTime Authoring]にチェックを付けてください。

動画のファイル変換 2

「.avi」形式のフォーマットは、「Windows Media Player」で MPEG-4 規格の「.wmv」形式に変換しましょう。
変換は、Microsoft が開発した "Windows Media エンコーダ" で簡単に変換できます。但し、変換時間が相当長くかかります。また、MPEG-4 規格ですが「.mp4」形式との互換性はありません。

動画のファイル変換 3

携帯メディアプレーヤーで動画を楽しむには、"携帯動画変換君" での変換が簡単です。「.mov」形式、「.avi」形式、「.wmv」形式などをニンテンドーDS(PLAY-YAN micro を使用)、iPod、PSPなどの携帯動画プレーヤー用に変換できます。携帯電話用を除いて、最も汎用性のある MPEG-4 規格の「.mp4」形式への変換にしましょう。
但し、PSP用は変換後の注意があります。変換された動画ファイル「.mp4」とサムネイル表示ファイル「.thm」をそれぞれ「M4V*****.MP4」「M4V*****.THM」とリネームし、メモリスティックの「MP_ROOT」フォルダの中の「101MNV01」フォルダにコピーして下さい(ファイル名の ****** は5桁の数字)。なお、拡張子「.THM」のファイルは、160x120 px サイズのJPEG画像ですので、好みの写真を同じサイズに作成し、拡張子を変更で使用しても良いでしょう。

動画の編集と変換

デジカメ動画の編集には、"TMPGEnc" を使います。但し、「.mov」形式を扱えるようにするには、プラグイン "QTReader.vfp" を組み込む必要があります。TMPGEnc をインストールしたフォルダに、QTReader を解凍してできた QTReader.vfp ファイルを入れます。
TMPGEnc では、MPEG-1 ファイルに変換してから編集します。「.mov」ファイルまたは「.avi」ファイルを開いて、[ビデオストリームの設定]で[ストリーム形式]は「MPEG-1 ビデオ」を選択、[サイズ]は[320 X 240]を選択、[フレームレート]は[29.97fps]を選択、[レート調整モード]は[固定品質(CQ)]を選択します。次に、[オーディオストリームの設定]で[ストリーム形式]は「MPEG-1 Audio Layer 2」を選択、[サンプリング周波数]は[44100]を選択、[チャンネルモード]は[モノラル]を選択します。これで設定は終了です。
[圧縮開始]ボタンを押すとファイル変換が始まります。変換後の MPEG-1 ファイルは、TMPGEnc の[MPEGツール]でカットや結合、映像の補正などの編集をしましょう。

動画データの管理

動画を管理するフリーソフトに、"ホワイトブラウザ" があります。動画をサムネイルで一覧でき、タグでデータベース管理も可能です。サムネイルを作成するには、対応するコーディックが必要です。上記しました "CCCP" がインストールされていれば、ほとんどの動画をサムネイル化できます。
動画のフォルダをメインウィンドウにドラッグして、監視フォルダとして登録します。すると、動画がサムネイル表示されます。右クリックメニューの [マニュアルサムネイル作成] から動画を再生し、好きな時間のシーンをサムネイルにすることもできます。なお、登録されたフォルダに動画ファイルを追加すれば、自動的に検知して登録されます。
タグバーにタグを登録すれば、検索窓から検索して絞り込むことができます。この検索機能は、インクリメンタルサーチが可能で、文字を入力している間に素早く絞り込むので非常に便利です。また、動画のスコアや再生数などで並べ替えすることもできます。

動画データの保存

動画データは、テーマごとに分類してCD-R/RWやDVD-R/RWにバックアップしましょう。バックアップできたのを確認後、データ消去してハードディスクの空き容量を確保するようにします。CD/DVDライティングソフトは、"ImgBurn" がお薦めです。このソフトは海外製ですので、"ImgBurn日本語化パッチ" をインストールしておきましょう。
バックアップは、書き込み可能なドライブにCD-R/RWまたはDVD-R/RWを挿入し、メニューの [モード] - [構築] で行います。続いて、メニューの [出力] から [デバイス] タブをクリックして書き込み可能なドライブを指定します。ファイルは入力リストにドラッグして追加します。次に、[ラベル] タブをクリックして [ボリュームラベル] を入力します(日本語は使えません)。そして、書き込み開始のアイコンをクリックします。確認のダイアログが表示されますので、[OK] ボタンをクリックすると書き込みが始まります。
なお、「デジカメ&スキャナ画像とフォトレタッチ」ページで紹介したように「データの保存、もう一つの方法」のメディア MO は、ライティングソフトが必要ありませんので、好みに応じて活用してください。


(c)J.Shinshi

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